悪阻(つわり)ってめちゃくちゃ辛いですよね…。いつも優しくしてくれる家族ですら、「近くでご飯を食べているだけで恨めしい(ご飯の匂いが気持ち悪いから)」という状況になってしまうのがつわり。
いつもは何とも思わないシャンプーの匂いや、お店の匂い、柔軟剤の匂い、冷蔵庫の匂い…大好きだったはずの旦那のにおい…
とにかく何もかもが辛い!!少しの時間でいいからつわりを無くしたい!!
今日は、そんな「辛いつわりを楽にする方法」を色々ためしてみたわたしが、実際に体験してみてつわりに効果があった方法をご紹介したいと思います!
つわりは一人一人違うので、参考にはならないかもしれませんが…「あ、これまだ試してないかも!」という方法があったら是非試してみてください~!
つわりのピークはいつ?
まず最初に、つわりのピークについて知り、つわりを耐えるための心構えをしておきましょう。
わたしの場合は妊娠5週くらいからつわりが始まり、現在14週になりだいぶよくなってきましたが、18週になった今でも油断してると吐いてしまいます。(関連記事:安定期に入ったらつわりは終わるなんて嘘!)
一般的には、ピークは7週~12週で、胎盤が完成する16週くらいにはつわりが落ち着いてくるといわれています。(が、ほんとに人によりますし、胎盤が完成するからつわりが終わるというのも謎。妊娠中ずっと子供が生まれるまでつわりに苦しむ方もいます)
…でも、正直つわりがきつかった妊娠7週のころは、「16週…?あと2か月以上こんな辛い毎日が続くの…?耐えられない…」と、本当に1日1日がすっごく長くて毎日辛かったです。
つわりの種類と症状はこんな感じでした
「つわり」といっても、吐きつわりの人もいれば、食べつわりの人もいる、眠りつわり、においつわり、よだれつわりの人もいるかと思います。(そのほか、本当に人それぞれのつわりがありますよね)
わたしの場合は「吐きづわり」「眠りづわり」「においつわり」でしたが、たぶん「食べづわり」もあったと思います。
「多い」と思うくらいの量を食べるとちょっとつわりがよくなる時もあるのはわかっていましたが、わたしの場合は体重が増えるのが怖くて、ドカ食いを我慢していました。
その結果、空腹の時間が増える→気持ち悪い→吐く→食欲無くなる→空腹の時間が増える→つわりがひどくなる…という悪循環になっていました。
病院の先生も「つわりは食べるとちょっとよくなるからね~」と言っていたので、もしかしたら「吐きづわり」と「食べづわり」は紙一重かもしれませんね。
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つわりを楽にする方法を試してみた結果
ということで、わたしが試してみた方法で効果があった方法はこれ!!
(やり方や効果など、後でもっと詳しく説明しますね)
効果がなかった方法はこれ!
※経験できなかったつわり対処法はこちら
- 病院で点滴 【結構楽になる人もいるみたいです】
- 漢方 【小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、五苓散(ごれいさん)(参考URL)など。】
- お灸【妊婦さんを相手にしているところがよさそう】
つわりを楽にする方法で効果がなかったもの
ということで、もう少し詳しくメモしておきます。
まずこの3つのつわり対策はわたしの場合は効果がありませんでした。
ビタミンB6を取るとつわりが軽くなる…と書いてあるのをよみ、「カフェイン0」「ビタミンB6配合」のドリンク剤を探して飲んだり、ビタミンB6を多く含むバナナを食べたりしていましたが、効果は感じませんでした。
むしろ、飲みたくないドリンク剤を飲んだり、食べたくないバナナ(吐きやすいんですけどね…)を食べたりして、余計具合が悪くなってしまいました。効果がある人もいるとは思いますが、わたしには効果がなかったです。
「あんた、つわりが辛い辛いって思ってるから辛いのよ~。楽しいことしてたらつわりなんて忘れちゃうわよ」と実母に言われ、楽しいことをしてみようと思いました。
ですが…実際に試してみた結果、軽いつわりの段階なら効果ありかもしれませんが、きついつわりの時は楽しいことをしている余裕なんてありませんでした。(楽しいことをしようとしても、体がしんどすぎて動かないし、すぐ吐くし…)
つわりは、「楽しいと思う事に熱中していれば大丈夫!」なんて甘いものではなかったですね…。
これは、わたしがつわりが始まったころに自分に言い聞かせていました。
「つわりがひどいのは運動不足だからだ…」
「赤ちゃんが痩せろっていってるんだ…」
「もっと体を動かしたほうが健康になれるっていってるんだ…」
とw
でも、実際運動できたのはつわりが始まった初期の段階だけで、その後は買い物に行くためにちょっと歩くだけでもつわりが悪化しました。
その後、つわりに負けて家で寝ていたら、ちょっとよくなったこともあり
「あぁ…赤ちゃんは休んでいいよって言ってたのかな…」
と思いなおしました。妊娠中の無理はよくないですね。
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つわりを楽にする方法で効果があったもの
次に、つわりに効果があったと思えるつわり対策方法について詳しくメモしておきます。
横になるとよくなる…というか、少しマシになる気がする…という人は多いのではないでしょうか。わたしもその一人です。
で、さらに効果があったのは「正座した状態から体を後ろに倒して胃を伸ばす」という方法。
妊娠初期では、あまり背伸びをしない方がいいと聞いたことがありますが、わたしはとにかく本当に少しの時間でもいいから楽になりたい…と思っていたので、一度試してみたら…かなり効果抜群!
ムカムカして気持ち悪い…というつわりの時によくやっていましたが、吐き気が少し治まって楽になったのを覚えています。
つわりの対処法として結構有名なのが「ツボ刺激」ですよね。
乗り物酔いやつわり用のバンドが販売されていますが…
見た目を気にしないのであれば、おしゃれなバンドじゃなくてもつわりに効くツボを刺激できればそれでOKなわけですから、今すぐ無料でできます。
つわりに効くツボは「内関(ないかん)」というツボです。
↓
お米や小さいビーズを絆創膏でこの場所に固定するだけ!
わたしの場合は、毎日ご飯が食べられないくらいで本当にずっと寝たきりだったんですが、このツボを刺激するようになってから、少しずつご飯を食べられるようになりました。(ただ、絆創膏を貼りっぱなしだとかゆくなってくるので張り替えが必要です)
何も口にしていない状態だと、すぐに吐き気がきたり、食べたくないのにおなかが空いている状態だと気持ち悪くなったり…そんな時は、あめやタブレット、ガムをかんだりすることでかなり楽になりました。
体調や味によってはダメな時もありましたが、ミンティアやキシリトールガムなどをよく買っていました。外出するときはかならず数種類カバンに常備していました。
炭酸を飲むとつわりが軽くなる…というか、吐き気がおさまるというのはたしかに効果がある気がしました。ただ、あまりにもひどい時は炭酸だろうが何だろうが吐きます^^;
三ツ矢サイダーとかコーラでもいいのですが、糖分が気になるので炭酸水を飲んでいました。レモンやライム風味の炭酸水はしょっちゅう買ってました^^
この方法は、つわりが楽になる…というよりも「つわりに耐えられるようになる」と言った方がしっくりきます。
つわりは妊娠したからこそ出る症状ですが、「赤ちゃんが来てくれたからこその症状」とも言えます。
なので、赤ちゃんがもし
「お母さんが辛い思いをしている」
「そんなにお母さんが辛いならやっぱりやめようか…」
と思っていたりしたらどうしよう…
と考えると、
「よっしゃー!このくらいの試練なんともないからね!!かあちゃんがんばるわ!!だからあなた(赤ちゃん)もがんばるわよ!」となるわけですw
つわり中でしょっちゅう吐いてるけど、おなかの赤ちゃんも苦しいのかな…とか、ちゃんと栄養行ってるかな…酸素届いてるかな…とかも考えたりしていました。
とにかく「大変なのは自分だけじゃなくて、一生懸命大きくなっているおなかの子供も一緒にがんばってるんだ」と思うだけで、出産に向けて親子で頑張っているんだ…という思いが芽生え、心強く思えました。
食べづわりも吐きづわりも、一気に一食を食べるのはあまりよくなかったですね。本当に一口サイズのおにぎりとか、ちょっとしたフルーツなどを、ちょっとずつ何度も食べるようにしたほうが、吐いたりする確率は低かったです。
つわりが強い時はどうやっても吐いてしまいますが、「おなかいっぱいになるのもおなかがすくのもあまりよくない」という感じでした。
小さいラップおにぎりを作っておいたり、コンビニのサンドイッチを小さくカットしておいて置いたり…とにかく、少しずつ少しずつ、何度も食べる…というのは有効でした。
眠い時はとにかく寝るしかありません。本当「睡眠薬でも盛られたか!?」ってぐらい眠くなる時もありますが、そういうときは何とかして寝たほうが調子がいいです。
わたしは自宅での仕事なので一日中寝ている日も多かったのですが、お仕事をしている方はなかなか休みにくいのが辛いですよね…。
また、専業主婦の方も旦那さんの家事への協力がないと辛いと思います。
もっと、すべての妊婦さんが休みを自由にとれる(気持ち的な面でも金銭的な面でも)社会になるといいなとおもいます…。
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つわりを楽にする方法を色々試してみた結果まとめ
ということで、最後につわりを楽にする方法をまとめておきます。
- 胃を伸ばす(妊娠初期はあんまり伸びはよくないっていう意見もありますが、あまりにも辛すぎてワラにもすがるおもいでした)
- ツボを刺激する
- あめやタブレットを口にする
- 炭酸を飲む
- おなかの子供の気持ちを考える
- 食事を少量ずつ小分けにする
- 寝れるだけ寝る
- ビタミンB6をとる
- 楽しいことをしてつわりを忘れる
- 適度な運動
- 病院で点滴
- 漢方
- お灸
もし、このほかにも何かいい方法がありましたら是非コメント欄から教えていただけると、つわりで苦しんでいる他の妊婦さんの参考になると思います^^
あなたのつわりも、早くよくなりますように…!
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