こんにちは!モチコです。
100キロを超える体重で妊娠がわかったときに、1番心配なのは「ダイエットしなきゃいけないんじゃないか」「ダイエットしないと近くの病院で産めないんじゃないか」ということでした。
過去に1回、そして今回の2回とも100キロを超えて妊娠した私の体験談についてご紹介します。
体重が100キロ以上の妊婦が心配なことリスト
100キロを超える体重のまま妊娠したら、不安なことが沢山あると思います。
例えば、わたしが持っていた不安は次のようなものでした。
- 妊娠高血圧症候群になったらどうしよう…
- 太っていると出産中に子供が苦しいとか聞くけど大丈夫かな…
- 出産のときに母子ともども死んじゃったらどうしよう…
- 最悪、子供だけは無事に産まれてほしいけど…
- 分娩台の体重を超えていて、出産中に椅子が壊れたらどうしよう…
- 入院中の病院着のサイズがなかったらどうしよう…
- ただでさえ普段マタニティ用の大きいサイズでもいいくらいなのに、大きいサイズのマタニティ服なんてあるんだろうか…
- 前の妊娠中は腰がめっちゃ痛かったけど、この体重で腰が痛くなったらどうしよう…
など…。
※肥満と難産についてはこちらの記事で書いてます。
この不安についてはこの先個別に詳しく書いていこうかと思っていますが、こんなに不安なことがあると、やっぱり1番先に思い浮かぶのは「ダイエットしなきゃ…」ということではないでしょうか。
100キロを超えて妊娠したらダイエットが必要って言われる?
まず、100キロを超える超肥満妊婦のわたしが、産婦人科を受診した時に「ダイエットが必要」だといわれたかどうかについてですが、結論から言うと「先生による」と思います。
わたしが初めて100キロを超えて妊娠した時のお医者さんは、「出産までに10キロくらいおとしましょう」と言っていました。前の出産で65㎏→98㎏まで約30キロも体重が増えた私にとっては、体重を10キロも減らしながら出産を迎えるなんて…と絶望的な気分でした。
その時の妊娠では妊娠初期のつわりでなにも食べられなくなり、妊娠~11週くらいまでで-5キロ。でも、つわりで5㎏減ってもお医者さんには「もう少し痩せないと出産が大変になります」といわれ、もっと体重を減らしなさいという空気でした。
しかし、つわりが落ち着く前にその子は流産してしまうことになりました。
そして、今回担当してくださっているお医者さんは、「これ以上体重は増やさないように頑張っていきましょう」とやんわり言われただけでした。
「…え?もっと怒られるものだとおもってた」と拍子抜け。
今回もわたしは妊娠初期のつわりがひどく、11週までで前と同じく-5キロでした。しかし、今回は体重が減っているのをみたお医者さんが「体重だいぶ減っちゃったけど大丈夫?」と心配してくれたのです。
その時は「(体重は)いっぱいあるんで大丈夫です!」と笑って答えましたが、心配してくれたお医者さんにすごく感動しました。
その時も、「うん、もともと体重が多いから(この辺はズバッとさらっというお医者さんw)大丈夫だと思うけど、ダイエットとかは絶対しないでね。バランスがいい食事が大切だからね」と言われました。
こんなわたしをちゃんと普通の妊婦さん扱いしてくれるのがすごくうれしくて、「つわりがなくなったらいっぱいあるこう」とか「この機会にバランスのいい食事を習慣にしよう」と、怒られなかったことで逆に前向きになることができました。
妊娠中にダイエットした話とダイエットしなかった話
そして、「これ以上体重を増やさないように」「ダイエットだけはしないように」と言ってくれた先生のもとで、前回の妊娠では乗り越えられなかった「12週の壁」を乗り越えることができました。(これを書いている現在は13週)
といっても、「前の妊娠はダイエットしたからダメになった」とか「今回の妊娠はダイエットしなかったから大丈夫だった」と言いたいわけではなく、やっぱりその辺は赤ちゃんとお母さんによって違うと思います。
ただ、妊娠中は普段と同じダイエットをしたら赤ちゃんへの影響もあるし、ストレスが胎教によくないというのもすごく言われていますよね。なので、お医者さんに相談しながら無理のないペースで「健康的な生活」をおくるのが、赤ちゃんにとって1番いいんじゃないかなとわたしは思いました。
体重3桁の妊婦が体重を減らしていく方法はあるの?
ちなみになんですが、今回の妊娠では現在13週で妊娠前よりも-6キロになっています。妊娠初期は体重が減る人が多いみたいなので、その減った分をキープできれば上出来だといわれています。
わたしの体重が減ったのは「つわりで全然食べられなかった」「食べてもつわりで吐いてしまった」という理由もありますが、「ジャンクフードが食べられなくなった」「野菜中心の食事をしたくなった」という事もあると思います。
なので、「妊娠中でもダイエットが必要」ではなく「出産後も続けられる程度の健康的な生活」に変えていくことが必要なんじゃないかと思います。
たとえば、この間夫と上の娘と一緒に「ステーキガスト」へいったんですけどね、つわり中にステーキなんて食べれないわけですよ^^;でも、いつもつわりを支えてくれている夫が「ステーキを食べたい」というので行かせてあげたいと思いました。
そこでめちゃくちゃ助かったのが「健康サラダバーランチ」!トマト・レタス・ブロッコリーなど色々な野菜が食べ放題!パイナップルやぶどうなどの果物もありました。のみものもあるし、ご飯が食べれるならカレーライスやフォカッチャも食べられます。
普段なら、がっつりステーキのランチを頼んだほかに、サラダバーでデザートやカレーを食べたり…と、大変なカロリーを摂取して帰るところですが、健康サラダバーランチなら野菜・果物・デザート(ヨーグルトなど)でおなかを満たすことができますので前と比べたら低カロリー。
そして、「妊娠が終わってからもこのオーダーの仕方の方が体にいいかも」と思い始めました。妊娠前の「当たり前」が妊娠してから「当たり前じゃなくなった」と思えるようになったのは、大きな変化だったと思います。
また、わたしは以前の妊娠中はものすごく疲れやすくて、ほとんど寝たきり状態で過ごしていました。(つわりがまだある今も寝ていることが多いですが…)
ですが、痩せている妊婦さんから話を聞くと「出産は体力が必要!安定期に入ったころから、体力づくりのために毎日〇キロ歩いてるよ!」「わたしは4時間歩いてる!」…と、妊婦さんでもものすごく運動していることがわかりました。
とはいえ、妊娠中の体調は100人いたら100とおりあるというほど人それぞれですし、運動で無理をしてしまうと「切迫流産」などになってしまう可能性もあるので、絶対に無理はできない。
でも、わたしのようにちょっとくらい動いても大丈夫なのであれば、例えば「ちょっと家の周りを散歩してみよう」とか、お休みの日にはいつも食べ歩きをしていたのを「お弁当を持って大きな公園をゆっくり散歩しよう」とか、少しずつ日常の中に運動を取り入れていくのが1番かもしれませんね。
とはいえ、本当に無理は禁物です。体重が100キロ以上あると焦ってしまうかもしれませんが、何かがあってからでは遅いですから、自分の体調と赤ちゃんに聞いてみて、無理のない範囲・楽しめる範囲で体重管理をしていくのが1番いいんじゃないかと思います。
わたしは今年はプールで歩いたり、家族で海へいったりもしようと思ってます♪(体調と相談しながらですが)水着の選び方についてあれこれ書いてみました。
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